lights

中古マンションでの天井の高さ

中古マンションを選ぶとき、できれば開放感のある室内の部屋が望ましいでしょう。特に若い年齢層の人は、年配の人に比べて随分平均身長が高いので、昔ながらの作りをした部屋では、天井が近く狭苦しく感じることもあるでしょう。実際、かなり築年数の長い中古マンション・賃貸マンションのなかには、背の高い男性は首を傾けなければドアから入ることができないということもよくあるようです。
それほど背の高い人でなくても、中古マンションや賃貸マンションに入居するときには、天井が高く作られた物件の方が好まれます。通常中古マンションや賃貸マンションを見取り図などで確認するときには、専有面積という床部分の広さが参考数値とされやすくなっていますが、本来であれば天井までの高さも含めた「立体空間」として考えることも大切です。同じ広さの部屋であっても、天井までの高さが高ければ、部屋の開放感が高まります。
理想的な天井の高さは、慎重にかかわらず2m50cm~55cmとされています。これより低い構造をしている部屋の場合、かなり圧迫感の強い部屋となってしまいます。しかし、かならずしも天井が高いほどよい部屋というわけでもありません。
私達が生活をするとき、天井には電灯を設置しなくてはいけません。電灯が切れた場合の交換は自分で行わなくてはならないのです。また、トイレやバスのような狭い場所では、高すぎる天井はむしろ部屋を狭く見せてしまうことにもなってしまいます。